週末はWan・Can・Run!

イギリスのパブ・ビールにはまって本まで出してしまったが、娘が生まれてからは、飲みに行くとツマの冷たい視線が来るようになり・・・娘がパパから離れていく頃、念願のワンを迎えて、リュックに缶ビールを忍ばせて週末あちこち散歩の日々。イギリスを始めとするパブ情報のWebページはhttp://terryspub.nobody.jp/に引っ越し、休眠中。イギリスでのパブ旅については、こっちのほうに仮にアップしています。https://terryspub2009uk.hatenablog.com

リベンジ! 八ヶ岳パブ・ビールツアー 第2日目・3日目

さて,B&Bをチェックアウトして,吐竜の滝で癒された後は,「萌木の村」へ。


ここは,清里の開拓者ポールラッシュの遺志を継いだ舩木上次氏による,手作りの店などがある村。
http://www.mlit.go.jp/kankocho/shisaku/jinzai/charisma/mr_funaki.html
興味がある方は上記を見ていただければ氏の詳細が分かるが,1971年に喫茶店「ロック」を始めたのをきっかけに,清里の発展を目指して,ここまで育てている。もちろん,昨夜パブにいたポール=スミザー氏も庭づくりを手掛けている。現在,ロック内では,元キリンビール山田一己氏による「タッチダウンビール」がある。
実は,前回(4年前)ここを訪問しようとした朝,杏葉が発熱し,来られなかった。今回,ここでのんびり散策し,ロックでタッチダウンビールを飲むというのが,この旅の,自分のなかでは最大のリベンジだ。

「プレミアム ロック・ボック」は2014年ワールド・ビア・アワード(WBA)ボック部門で、アジアナンバーワンとなり,世界の5本のうちの1本に選ばれたとのこと。

僕はあと,デュンケルをいただいた。どちらも,今までボトルでしか味を知らなかったが,やっぱりビールはボトルではなくドラフトで飲まないと本当の味はわからない。どちらも,味のバランスや雑味のなさが,造る人の細部までの気遣いを感じさせる。
前回(5年前)に来たときに,醸造部の方が,快く地下の工場を見学させていただいた。今回その松岡氏はつくばビアフェスに出張中で,お会いできず残念だった。
http://www.moeginomura.co.jp/



萌木の村からはお義母さんに運転してもらって,「清里中央オートキャンプ場」へ。今日は清里中央オートキャンプ場でトレーラーハウスに泊。一度泊まったみたかったのです。オプションとしてダッチオーブンで鶏肉の蒸し物を。まずはダッチオーブンの下から炭火で50分,そのあと半分の炭をこのように蓋に置いて20分置く。

時間が経つと,このとおり。野菜はトウモロコシ,人参,ジャガイモ,玉ねぎなどがいい具合に蒸しあがっている。


今をときめくこいつでカンパイ! 雨に降られていたら,こんなこともできなかっただろう。


3日目の朝食。このようにここではトレーラーハウスが5台あった。

IHコンロ,電子レンジだけでなく,トイレとシャワーも完備。こんなんで旅ができたらホント楽しいだろうな。

http://www.autocamp.co.jp/kiyochu/


最後に八ヶ岳リゾートアウトレットに寄って,そのまま小淵沢ICから帰路へ。

終わってみれば,今回は,神様が去年の台風グアムの気の毒さを見てくれていたみたい。台風12号も進路がそれ,ちょうどよい気候に。

それにしても,八ヶ岳近辺は,いろいろな「人の思い」が集まっているんだなあ。
アイリッシュパブを作った人,B&Bをやっている人,萌木の村を作った人,その庭を作った人,そこでビールを作っている人,キャンプ場を作った人・・・。

また来てしまいそうです。