週末はWan・Can・Run!

イギリスのパブ・ビールにはまって本まで出してしまったが、娘が生まれてからは、飲みに行くとツマの冷たい視線が来るようになり・・・娘がパパから離れていく頃、念願のワンを迎えて、リュックに缶ビールを忍ばせて週末あちこち散歩の日々。イギリスを始めとするパブ情報のWebページはhttp://terryspub.nobody.jp/に引っ越し、休眠中。イギリスでのパブ旅については、こっちのほうに仮にアップしています。https://terryspub2009uk.hatenablog.com

リベンジ! 八ヶ岳パブ・ビールツアー 第1日目 

去年のグアム(with 台風!)と同じメンバーで,今年は,おとなしく山梨・長野を2泊3日。何があってもいいから,とにかく晴れてほしい(笑)
まずは,妻の強い希望で(今回の旅は4人の女王様と1人の下僕。。。)カナディアンファームへ。
http://d.hatena.ne.jp/terryspub/20130708
ここでも書いたとおり,2年前に結婚10周年記念旅行で来たときよりも,建物が増えたりと少し変わっていた。お義母さんは30年以上前に来ているが,今回変わりようにびっくりした。

たとえば,2年前に遊んだ滑り台,滑る部分が金属だったが。。。

今は,木に変わっている。
燻製や自家製野菜たっぷりの料理を満喫して,さあ,次へ,と動きかけると,初めてハセヤンに遭遇。僕がここに来るのは3回目だが,やっと会えた。「どうですか? 楽しまれてますか?」と気さくに声をかけてくれて,スイカをふるまってくれるわ,とれたての野菜をくれるわの気前の良さ。おそらく夏野菜の時期で,タダでも持っていってもらわないと困る状態なのだろうが,そのおおらかな人柄が伝わってくる。

http://www.go-canadianfarm.com/



さて,念願のアイリッシュパブBull and Bearへ。ここは5年前に初めて来てから,今回が3回目。日曜日ということもあり,八ヶ岳在住の英国人ガーデナー・ポール=スミザーさんをはじめ,地元の住民でごった返していた。

前回同様の,変わらない,日本一高い標高でのギネスを堪能。村人にもギネスが定着しているので,回転が早い。管理もいいので,おいしい空気と相まって,都内ではなかなか味わえない,雑味がないさわやかな飲み口。オーナーのGonさんこと吉塚さんに聞くと,これだというクラフトビールがあれば入れたいが,今はまだギネスに勝るものはないとのこと。
5年前と今で変わらないのは,吉塚さんのこのような一本気なこだわりと,本物のアイリッシュパブのような和気あいあいとした雰囲気。変わったことと言えば,周りに別荘やお店ができたり,移住組が多いので,おそらく周囲の住人構成も入れ替わりがあると思う。
そんななかで,オーナー夫妻のあったかいホスピタリティがある限り,本場のよさを持つこの店のありようは変わらないと確信できる。
http://www.pub-bullbear.com/



今回,このパブに教えてもらったのが,車で10分のところにある「ペンション・ブロッサム」。
なんと,B&B(Bed & Breakfastつまり朝食のみの提供で,欧米に多いスタイル)である代わりに,夕食の店まで,近くであれば送迎してくれるとのこと。10年前に始めた当初からのスタイルだそうだ。フロントガーデンもバックガーデンも広く,テニスコートまであり,手入れがさぞかし大変と思うが,部屋も,小物の一つ一つにいたるまで,すごく清潔でセンスがいい。

外も中も,イングリッシュテイストがあふれている。この共用リビングルームの暖炉は,冬は使われる。

カナディアンファームでいただいた野菜も,朝食に使っていただいた。ここに泊まった翌日,仕事関係の知り合いから,「おととい,すごくいいパブと宿を見つけたんですよ。ブルアンドベアと,そこまで送迎してもらったブロッサムっていうんです」のメールが! なんというニアミス。その人とは前から好みが似ているとは思っていたが,まさか,同じコースを一日違いでたどるとは!
夜,杏葉の夏休みの宿題でもある「夏の大三角」の観測もばっちり。月明りでなければ天の川とか,ちょうど極大とぶちあたっていたみずがめ座流星群が見えたのだろうけど,残念。今度は,星を見るのをメインで,夜8時くらいに月明りがなくなる時期を選んでもいいな。
http://www.oizumi.ne.jp/~blossom/