さあ、富士登山練習登山、本番は8月中旬なので、今回の練習登山が最後になるだろう。今回の目標は、天気予報が夕方から雨だったこともあり、「山の男になる=早い時間に行動する」昨日立てた計画は「5:00起床 5:30出発⇒7:53千木良バス停で登山開始 9:30小仏城山で「朝食」11:00に景信山で「昼食」13:30 小仏バス停で「プハー」だったが果たして・・・
撮影したのは9:30! 計画通り。今までは、午前中に山頂に立ったことはなかった。
北側に降りるつもりだったため、南側から登ろうと(僕は、飽きっぽいので同じ道を歩くのが好きじゃない)、JR中央線相模湖駅からバスで登山口まで。(地図は末尾に掲載しました)
バスで5分乗った「千木良(ちぎら)」というバス停
城山まで2.5km
この、千木良から小仏城山までの登りが、今までの奥高尾の登りの中で、一番好きだった。半分は緩やかな階段、あとは急坂か比較的平坦な道で、尾根もある。変化に富んでいて、負担がちょうどよく、陣馬山の南からの登り同様、森林の中を歩くので、直射日光を浴びることもほとんどない。今日も気温30度以上なので、暑いことは暑いし、風もないので汗はダラダラだが、耐えられないほどではない。秋とかに来たらもっといいんだろうな。
というわけで、1回目の練習登山以来の小仏城山頂上。あのときは夕方3時過ぎにへとへとで着いたが、、、頂上から見えるこれが高尾山。右斜め前方が八王子市街地や多摩川下流方面、我が家方面。奥高尾の山頂からはどこも「関東平野」を実感できる。
茶屋が3軒。東京都神奈川の県境なので、建築申請の基準が異なるのか、建物も違うらしい。
山頂で大休止をした後は、ひとまず小仏峠を目指して出発。前回油断して呑気に自撮りなんかをしていた休憩スポット。今日はさらっと通る。
はい、小仏峠に着いた! ここは甲州街道がこの山道だった時代に、要所だったらしい。
へえ、明治天皇もここで休憩したんだ。。。前回は、余裕なく、気づかなかった(笑)
ここ小仏峠からの眺望もけっこういい。
本当は、ここから景信山まで行って、「奥高尾縦走」をつなげておきたかったのだが、まもなく雨が降るという予報で、神奈川の丹沢あたりは完全に雨雲で埋まっていた。このあたりは土砂降りだと道がぬかるんでひどくなるときいていたので、富士山前に無理することはない。それにここから小仏バス停までは、前回、1時間に1本のバスに間に合わせるため、2.8キロを慌てて40分で走った道。
今日くらいは、じっくりと下りたかった。というわけで、まだ11時というのに、下山を決める。ああ、山の男っぽいなあ。いいなあ(意味のない自画自賛)
小仏バス停まで1時間以上かけてじっくり下る。途中、沢や川があり、せせらぎに癒される。バス停のビール屋さんも、今日は雨予報なので休みということがわかったので、煩悩が減り、ゆったりした気持ちに(笑)
このあたりは、昔は甲州街道だったりしたので、「東海道自然歩道」という、大阪までつながっている自然歩道らしい。
「東海自然歩道は、八王子と大阪・箕面を結ぶ1都8県2府に及ぶ全長1697.2kmの自然歩道で、長距離自然歩道の第一号として誕生しました。」
(C)Google MAP 小仏峠から景信山は今日行けなかったので、ここだけつながっていないが、また今度だな。。。(ピンクの「未」のところ)
■練習登山のまとめ(上記はざっくりとした矢印です)
①5/6 高尾山(稲荷山コース)~小仏城山 バスを逃しそうになって最後走る
②5/28 景信山 ピストン 出発が遅れ、小仏バス停のビール屋まで走る
③6/18 陣馬山 ピストン 出発が遅れ、景信山までの縦走あきらめる
④7/23 陣馬山~景信山 念願の縦走。小仏ビール屋までの道を急いだために激しく転倒
⑤8/6 小仏城山 朝9:30には山頂、12:00には小仏バス停 初めて大きなミスなく終了
※各日とも、装備は10キロ以上で、特に⑤は14キロだったが、この重さにも慣れた。
いろいろ奥高尾の山からは教わった。ありがとう!!
本番も頑張りまっす。富士山終わってからも、もっといい季節に、気楽に家族で来たいな~