週末はWan・Can・Run!

イギリスのパブ・ビールにはまって本まで出してしまったが、娘が生まれてからは、飲みに行くとツマの冷たい視線が来るようになり・・・娘がパパから離れていく頃、念願のワンを迎えて、リュックに缶ビールを忍ばせて週末あちこち散歩の日々。イギリスを始めとするパブ情報のWebページはhttp://terryspub.nobody.jp/に引っ越し、休眠中。イギリスでのパブ旅については、こっちのほうに仮にアップしています。https://terryspub2009uk.hatenablog.com

しょうもない話

今回のような話は、小学生を持つ親は一度は経験しているものなのでしょうか。しょうもない話なのですが、書かずにはいられないので、書きます。

今年の7月のある日、会社休みの日に娘(小2)の夏休みの宿題のまるつけをしたが答えが2箇所くらい違っている。娘ずいぶんそそっかしいな、どういうふうに間違えたんだろうと計算してみると、なんと学校から配布された正解集が間違っている。「おいおい、頼むよ〜」とそのときは思っただけだが、それから毎週見るごとに、どこかしら必ず答えが違っている。平日宿題を見ている妻からも、「今日は10問まるまる違っていたよ」などなど。夏休みが終わり、全部数えてみると、約200問のうち、24箇所以上間違っていることがわかった。15+8=7 みたいに、足し算と引き算を間違えたり、14+9=104 みたいに、9を90と間違えていたり。念のためもう一回書きますが、学校からまるつけ用に配布された「正解集」ですよ。

会社名は伏せるが、僕は一応教育関係の仕事をしている。うちでこんな教材を出したら、大クレームで返金騒ぎだな。

こうなった経緯を知りたいと、2学期の初日、連絡帳に「経緯を教えてください」と書くと、すぐに訂正された解答集が再配布された。それを念のため、と思ってチェックすると、まだ2箇所くらい直っていない。
とにかく経緯を直接聞こうと、今日ちょうど学校行事があったので、担任の先生に聞いてきた。「去年と同じプリントを使ったのですが、教師が手作りで解答を作っているのでそのときに間違いがあったようです。それを直さずに今年も使ってしまいました」ええ?「夏休み中のプールのときに、ほかの保護者さんからも指摘がありました」というので、普通は、間違いが発覚した時点で、全部チェックしなおして、再配布するのが筋では? と言った。
つまり、2年連続で、合計200人以上の子どもたちとその親たちがこの正解集で悩まされたということだ。
「校長先生もご存知なんですよね」と聞くと「はい」。でも、直接これは言っておかないと気がすまない、と校長先生を探し出し、事情を説明すると「え? それは知りませんでした。ちょっと、○○先生(担任の先生を呼び)、どういうことですか」おいおい。

小学校低学年って、勉強の「習慣」をつける時期。その時期にこんなことがあっては、ちぐはぐの階段を上らされるようなもの。この小学校はいろいろ新しい試みをしていて、信頼していただけに、今回は残念すぎる。
来年の小2にも同じことが起こらないことを祈る。