週末はWan・Can・Run!

イギリスのパブ・ビールにはまって本まで出してしまったが、娘が生まれてからは、飲みに行くとツマの冷たい視線が来るようになり・・・娘がパパから離れていく頃、念願のワンを迎えて、リュックに缶ビールを忍ばせて週末あちこち散歩の日々。イギリスを始めとするパブ情報のWebページはhttp://terryspub.nobody.jp/に引っ越し、休眠中。イギリスでのパブ旅については、こっちのほうに仮にアップしています。https://terryspub2009uk.hatenablog.com

秋山さん in 82 Ale House

おととい、イギリスの運河を愉しむパイオニア秋山岳志さんと初めてお会いした。僕のほうは本を持っていたりして、前から存じ上げていたのだが、このたび秋山さんが2冊目の著書で、僕の本を参考にして下さったのをきっかけに、ぜひお会いしようと言うことで。夜9時の約束が、10分くらい遅れたが、ちょうど秋山さんも来たところ。頼むビール、食べたい食べ物が同じで、初めて会ったとは思えないほどすんなり愉しく飲めました。さて、今日の場所は、お互いに興味があった82 Ale House。「ハブ」の新業態だが、メニューがそそる。「リアルエール」「ハウスエール」ときたもんだ。二人とも、当然両方試した。「リアルエール」はカスケードホップをビンビンに利かしたアメリカタイプではなく、ちょっと控えめなイギリス・ケント州産の品種「ケントゴールディングス」ホップを使い、典型的イギリスビターを目指しているのが伝わってくる。ハウスエールは、「ハブエール」と同じペールエールかと思いきや、最近ホワイトエールに切り替えたとのこと。これが小麦特有のさわやかさを備えたやさしいエールに仕上がっている。ちょっと若く、硬い感じがあり、ハーブの風味もヒューガルテンには劣るが、何より、夏のこの時期にハウスエールをホワイトに切り替えるセンスがうれしい。聞くと、某有名な地ビール会社に委託してつくっているとのこと。行ったのは最初にできたという神田だが、品川と赤坂にもあるらしい。「ハブ」もついにオーセンティック路線開始みたいです。やれやれ、また行きたい店が増えてしまった・・・。