今日は2回目の「デート」。今、昔のブログを見ていたら、1回目はちょうど2年も前だったんだ・・・
http://d.hatena.ne.jp/terryspub/20100628/1277739027
↑1回目は横浜のおもしろ水族館だったが、今回はふだんママとばかり映画に行っているから、たまにはパパと、というわけで、映画に決定。でも、ポケモンとかの子ども向けのがやっていなかったので、前からちょっと見たいな、と思っていた「テルマエ・ロマエ」にした。
公開から2ヶ月くらいたっているが、場内は満員。マンガは読んでいたので、あらかじめ簡単な筋をキョウハに教えておく。小1がどのくらい理解できるのかわからないけど、まあ、コメディだから大丈夫だろ。
事前に話をしておいたのが功を奏したのか、はじめから大爆笑。阿部寛と上戸彩が温泉に落ちてしまうシーンでは思わず「あーーっっ」と声を上げ、のめりこんでいる。
ちなみにこの映画は、珍しく「原作よりも面白い」パターンと言っていいだろう。原作にヒロインというプラスと、タイムトリップの方法を簡便化するという
マイナスを施したことで、映画としての完成度やテンポを出し、しかも映像的にもコメディっぽい安っぽさをあまり感じさせない。会社の同僚は、これを見たことで古代ローマにはまってしまい、古代ローマに関する本まで買って読んでいた。そういう、史実を踏まえた重厚感もある。
開始1時間後、となりのデート相手も、前のめりになって、ポップコーンをばくばく食べながら、笑ったり、阿部寛が水に入るたびに「また、タイムトリップしちゃうよ」とささやいてきたり、ノリノリだった。ポップコーンをひとしきり食べ終わると、いすに深く腰掛け、ひざ掛けをたくし上げ、これから本格的に見る体勢に入っていた。
映画はどんどん面白くなり、観客も10分に1回くらいは笑っている。
お、また阿部寛が水に入ったぞ。「また、タイムトリップしちゃうのかな〜」と上機嫌で隣に話しかけると・・・
スー、スーっていう音が。
・・・て、寝てるんかい!!
やっぱり、何だかんだ言っても、大人の笑いだったのかな。
しかし、その日のお風呂は、僕が湯船からザバーと出てきて、「ここはどこだ?」とわけのわからんラテン語をしゃべる遊びで盛り上がったのは言うまでもありません。
たぶん、小学校高学年くらいからお年寄りまで誰もが笑えて、少し勉強にもなるので、今更ですが、おすすめです!