週末はWan・Can・Run!

イギリスのパブ・ビールにはまって本まで出してしまったが、娘が生まれてからは、飲みに行くとツマの冷たい視線が来るようになり・・・娘がパパから離れていく頃、念願のワンを迎えて、リュックに缶ビールを忍ばせて週末あちこち散歩の日々。イギリスを始めとするパブ情報のWebページはhttp://terryspub.nobody.jp/に引っ越し、休眠中。イギリスでのパブ旅については、こっちのほうに仮にアップしています。https://terryspub2009uk.hatenablog.com

新しい家族がやってきた!

去年の2月に,悲しい別れをした。

15歳だった。妻の連れ子だけど,俺もママチチとして12年。
実家が動物禁止だったけど,小学生のとき,捨て猫救う会ごっこで家の前に段ボール置いて数日飼ったっけ。あんときの猫もこの「バンディ」みたいにキジトラだった。
バンディは,そんな俺の夢を叶えてくれた。
寝ている毛布にしゃぶりついてきたり,出かけるとき,帰ってきたとき,足にまとわりついてスーツが毛だらけになったり。
ありがとな。
最後は飲めず食えずでも,まる2日生きた。けいれんとかで苦しまずに,眠るように静かに逝けてよかった。
この,人生初の猫との思い出は,とてもここでは言い尽くせない。

あれから1年経ち,1周忌を終えたころ,そろそろ次のペットを,と家族で考え出したとき,妻はまた猫がいいと言ったが,僕が熱烈にワンちゃんを希望した。

小さい頃,野犬に追いかけられたのがトラウマで,それ以来,リードにつながれている犬でも,かみついてくるんじゃないかと思ったり,吠えられたりしたらもう,ビビりまくっていた。「すべての犬は,絶対に噛んでくる」と信じていた。しかし,15年くらい前に雑誌の取材で犬特集を担当して,ペットショップ,動物愛護センター,ワンちゃん好きの飼い主たち,動物好きの動物病院などを無理やり,心にムチ打って取材したのが荒療治となった。よし,犬嫌いは克服したぞ,そして欲張りの僕は・・・一度は飼ってみたいなと思い始めたのだ。

その永年の夢を叶える瞬間が来た!

話が分かりづらいと思うので整理すると,
①猫を飼う・・・小学生からの夢
②犬を飼う・・・15年前からの夢

①をかなえた今,順序としては②しかない。イノシシ年の僕は猪突猛進,一度決めたら変えないというのは妻もよく分かっていたのだろう,しぶしぶ認めてくれた。ただし条件として「僕がメインの世話係になること」。もちろん,家にいる時間は短いが,ワクチンの日の管理とか,エサ,備品のチェックなんかをやって,病院に連れていくとか,エサをやるとかの実務を部分的に妻と杏葉(12歳の娘)に依頼するという方式。「命を育てるっているのは,相当の覚悟がないとダメなんだよ」バンディを赤ちゃんの頃から大切に育て,最後まで世話をしつづけ看取ったり,実家でずっとワンちゃんを買い続け,最近もお義母さんが4匹を飼っていたが,次々と亡くなっていくのを目の当たりにしていた妻だからこその言葉だ。「うん,わかったよ」夢は叶えるためにある!

・・・というわけで,前置きが長くなったが,今日から我が家に新しい家族!
マルチーズとトイプードルのミックス、いわゆるマルプーの男の子。5ヵ月だからやんちゃ盛りで、連れて来るとき、キャリーバックからものすごい力で出ようとしてるし、家に着いたらしっぼを千切れるほど振りながら、あっという間にごはんを完食。

はじめは、理念に共感して動物愛護団体の譲渡会行ったりして保護犬を探したが、あまりにチャンスが少なかったのであきらめ、ペットショップへ。友香が黒くておとなしそうな子を選び、僕が黒いビールにちなんだ名前にしたいと言うと、杏葉がビターと考えてくれ、それを僕がアレンジして、「ビータ」に決定。男の子だから、漢字で「太」みたいな響きがいいし、ラテン語vitaは「命」って意味らしい。
その新しい命は、環境変わって戸惑っているのか、初日の深夜はに夜鳴き。「ケージから出してくれ」ってことみたい。でも,心を鬼にして無視していたら,10分ほどで泣き止む。やれやれ,これで一安心,と思ったのもつかの間・・・明日に続く!

とにかく,こうしてVitaとの生活が始まった。

せっかく授かった命,これから,猫との比較なんかもしながら,書けるときに書いていこうと思いますので,もしよければお付き合いください。