週末はWan・Can・Run!

イギリスのパブ・ビールにはまって本まで出してしまったが、娘が生まれてからは、飲みに行くとツマの冷たい視線が来るようになり・・・娘がパパから離れていく頃、念願のワンを迎えて、リュックに缶ビールを忍ばせて週末あちこち散歩の日々。イギリスを始めとするパブ情報のWebページはhttp://terryspub.nobody.jp/に引っ越し、休眠中。イギリスでのパブ旅については、こっちのほうに仮にアップしています。https://terryspub2009uk.hatenablog.com

新しいプレモルの味は・・・

最近、胃痛で少し酒を控えていたこともあり、遅ればせながら、今日初めて飲んだが、うーん、残念。
っていうか、予想通りだ。
プレモルの味が3月から変わる」って聞いてから、何となく期待はできないと思っていた。

キリンのラガーだって、クラシックが一番うまかった。新しいラガーそして一番搾りへの進化は、大衆化だった。プレモルは、それと同じ道をたどってほしくないな、と願っていたが・・・

あの、IPAにも近いIBU値の苦さが癖になって好きになった人も多いと思う。でも、予想としては、お客様アンケートで「少し苦すぎるので、もう少しすっきりすれば、もっと飲めるのに、残念」みたいな声があって、それに従ったのだと思う。新しい味は、以前のこれでもか、というホップ感はなくなり、モルト感はしっかり残っているが、キャラクターがはっきりしない、いわゆる「日本のラガー」に近づいてしまった。もちろんこれで増えるファンはいると思うが、失うファンも多いと思う。日本でこれだけホッピーなビールをせっかく定着させて、獲得してきたファンを失うのは、日本のビール文化には明らかに後退だ。

僕は、日本のラガーには、固定したお気に入りがなかったが、プレモルの発売以来、他には一切浮気しない固定ファンとなった。飲むビールは、エール系でなければ、ラガーはひたすらプレモルだった。武蔵野工場で、できたてのプレモルも飲みに行き、毎日プレモルのグラスを使っている。創業者の鳥井氏も好きだったのに、こんな形で裏切られるのは本当に悲しい。
http://www.suntory.co.jp/beer/premium/about/new.html
上記ホームページでは「華やかな香りをいっそう強化するため、ホップの投入タイミングの最適化を図りました」と書いてあるが、この味を見れば、実際の意図はこうではなかったことが分かる。
製造ラインの問題があるでしょうが、サントリーさんには、クラシック版として、前の味の復活を切に願います。