またまた、個人的なこと書いちゃいます。
今日は、嬉しいことが2つもあった。
ひとつは、珍しく仕事での嬉しいこと。
半年位のプロジェクトの成果が今日出た。
それも、やらされた仕事ではなく、自分で立ち上げて、チームを作ったプロジェクトだから、余計に嬉しい。
今の会社に来て7年だが、いちばん気合が入った仕事だ。チームのメンバーに感謝。
もう一つは、前々回にも書いた、カナダに帰国してしまう友人からの、最後のサプライズ。
「Final Party」のときに、今日出発だけど、今日は僕が仕事だから、その前の週末にでも電話するね、と言ってくれていた。ところが、こないだの日曜日、電話が来ず、こちらから電話しても留守電。最後の電話では、これとこれを言わなくっちゃ、と手帳にメモしたりして、ずっと待っていたが、まぁ、出発前だからいろいろ忙しいんだろう、と諦めていた。
今日は、彼の出発日なので、仕事中も、何時の飛行機なんだろうな、とか、もう携帯解約しちゃっているだろうから、こっちから電話してもつながらないだろうな、とかいろいろ考えていた。
夕方、先ほどの仕事の成果の余韻に浸っていると、「白井さん、何とかって会社の○○さん(彼の英語名)から電話ですが・・・」と言われ、「何!?」と思って取ると「最後のサプライズだよ、職場に電話してみた・・・」と彼特有のいたずらっぽい声が耳に飛び込んできた。
彼は、12年の在日期間の間、3社くらいを転々として、どこもわりと自由な社風だったのだろうが、僕の会社はそういう私用電話は御法度。(ってどこの会社もたいていそうだと思うが)慌てて、オフィスから出て、かけ直した。
ゲート直前の、本当に出発前らしかった。今まで準備に追われて、連絡する余裕がなかったそうだ。1ヶ月くらい一人で向こうで家を探して、家族を迎える準備をするとのこと。「自分が言い出した移住だから、自分が一番しんどいのはしょうがないよね」という話をした。カナダ→チェコ→日本と海外を転々と移住している彼でも、この出発前は、ナーバスになって、眠れないこともあったという。
僕は「パーティまでやったから、気まずいかもしれないけど、いつでも日本に戻ってきていいんだからな」と言っておいたが、多分、日本には戻らず、さらに移住するとしたらまた別の国に行くと言っていた。
最後に彼の未来の幸せを願って電話を切った。
嫌なことが重なることもあるけれど、嬉しいことも、重なるもんだ。