週末はWan・Can・Run!

イギリスのパブ・ビールにはまって本まで出してしまったが、娘が生まれてからは、飲みに行くとツマの冷たい視線が来るようになり・・・娘がパパから離れていく頃、念願のワンを迎えて、リュックに缶ビールを忍ばせて週末あちこち散歩の日々。イギリスを始めとするパブ情報のWebページはhttp://terryspub.nobody.jp/に引っ越し、休眠中。イギリスでのパブ旅については、こっちのほうに仮にアップしています。https://terryspub2009uk.hatenablog.com

The Final Party

思いっきり個人的なことを書きます。

12年付き合ってきた、日系カナダ人の友達が、家族を連れて帰国をしてしまう。今日はそのお別れパーティがあった。

普通、お別れパーティというと、せいぜい20人くらいが集まる、っていうイメージだと思うが、彼の場合は違う。延べ140人くらいが入れ替わり立ち変わり。彼の在日12年間、いかに日本に根っこを張ってきたかを物語っていた。

彼との出会いは、1999年頃、僕がイギリスから帰ってきて、出版とか自分の本とか、いろいろ新しいことをやりながら、英語を話す友達を作るという目的で、在日外国人が集うバレーボールチームに行った。その時に知り合った。最初に彼に会った時には、まさかこんなにつき合いが長くなるとは思わなかった。
彼は、日本での夢を実現しようと、狂ったように、人を集めるパーティをして、Hiと言いながら、いろんな人と知り合いになっていった。彼がいたからこそ出会えた人も多い。

あるときなどは、何気なく二人で「バーベキューやろう」と、お互いの知り合いに誰かれかまわず声をかけたら、100人くらい集まったことがある。買出しをして少し遅れてバーベキュー場に行ったら、知らない人たちが、楽しそうに飲み食いをしていたが、それが、よく見たら僕たちが集めた人たちだった。

今日は、彼の住んでいた団地の集会室で、持ち寄りのパーティ。他の人では、こんな素敵な集まりは実現しないだろう。
友人代表として少しスピーチさせてもらったが、彼への「ありがとう」は、言葉にしてもしきれないから、手紙で渡した。

お互いの夢を応援したり、叱咤激励しながらやってきた。フィールドは変わってしまっても、お互い、まだ夢を追いかけよう、と固く握手し合った。Byeじゃない、See you soon!