昨日は、仕事で打ち合わせ中にグラっときて、かつて味わったことのない揺れの大きさと長さだったので、正直「もうダメだ」と思った。30分で終わるはずの打ち合わせが、余震のたびに中断となったので、1時間半もかかってしまった。でも今考えると、自分が味わった恐怖はちっぽけなもので、被災された方に比べたら、自分は何もなかったに等しい。電車が動かないので、吉祥寺で飲んでたら、京王線が動いたので、無事に帰れたし。家では、シェルフのボトルはテープで留めてあるので落ちてなかったけど、飾ってあった重い木製樽のフタが落ちていた。ツマもキョウハも外にいたので、ある意味良かった。
ひょっとしたら心配しているかも、とイギリスの元ホストファミリーに今日電話したら、やっぱり、心配して、Emailを送ってくれていたとのこと。インターネット環境がない老夫婦なので、車で街中の図書館に行って、わざわざ送ってくれたのだ。なぜかそのメールがまだ届いていないけど、とにかく電話してよかった。「東京はそうでもないけど、北の方は大変なんでしょ?」「地震ってやっぱり春先に多いの?」「生活は普通にしているの?」向こうでもかなり詳しく報道されているみたいだった。
阪神・淡路大震災のときは、地震直後に神戸に飛んで、一日だけ避難所の手伝いをしてきた。(当時話題になった「迷惑ボランティア」だったかもしれないけど)そのとき、倒壊した民家を目の当たりにして絶句したけど、今回の津波の映像はそれを越えている・・・。