週末はWan・Can・Run!

イギリスのパブ・ビールにはまって本まで出してしまったが、娘が生まれてからは、飲みに行くとツマの冷たい視線が来るようになり・・・娘がパパから離れていく頃、念願のワンを迎えて、リュックに缶ビールを忍ばせて週末あちこち散歩の日々。イギリスを始めとするパブ情報のWebページはhttp://terryspub.nobody.jp/に引っ越し、休眠中。イギリスでのパブ旅については、こっちのほうに仮にアップしています。https://terryspub2009uk.hatenablog.com

ビールの学校

グッドビアクラブの「ビールの学校」に久しぶりに参加。
今回は会長の藤浦氏による「ペールエールIPA」という、自分にとってど真ん中の内容だったのですが、実施は先週の予定でした。先週だと仕事の都合で無理だったのですが、それが今日に順延されたので、行けました。

はじめに「Beer Judge Certification Program(BJCP)」http://www.bjcp.org/index.phpによるPale Ale と IPAのスタイルが紹介され、その後、イギリスとアメリカについて試飲を交えながら歴史から紐解いていきました。

内容が盛りだくさんだったのですべては書けませんが、サマリーをいくつか。
1.プライベートハウスブルワー・・・上流階級でビール醸造をしていた家が、ペールエールの主要な作り手だった
2.コークドライモルト・・・コークス(石炭)を使用して、焦がし目を調節したモルト。これが使われるようになってから、濃いのではなく薄い(pale)ビールが作られるようになった。
3.IPAのはじまり・・・1752年、Hodgsonがロンドンから東インド会社に向けて輸出、それ以後、バートンを中心とした国内でペールエールIPA醸造が盛んになる。

ペールエールができてからIPAが派生したように思っていたが、どうやらIPAができたのが最初で、そこから逆に国内ではペールエール醸造が盛んになっていったらしい。

初めて知ることも多く、文献をていねいに読みこむ探究心に脱帽。
ただ、当時のIPAの味はあまり明確でないとのことなので、今度渡英したときに少し調べてみたいと思った。


アメリカンIPAの例として飲んだStonesのIPAがうまかった。会場は池袋のvivo
http://r.gnavi.co.jp/g300301/


その後、Tさんと前から行きたかったGibonへ。セゾン・デ・シリイ。カラメルの感じが好みだった。
http://www.gibbon.jp/