行きたくて、ずっと行けていなかった、横浜大さん橋ホールの「Great Japan Beer Festival」http://www.beertaster.org/gjbf/date.htm(主催者のページより)
http://www.beertaster.org/gjbf/08gjbf_yokohama_release.pdf(プレスリリース)
日本地ビール協会が、恵比寿、大阪、横浜と年に3回やっているビアフェスのひとつ。9月6・7日で7,000人を見込んでいるそうだ。日本で行われるビアフェスティバルの規模としては名実ともに僕の知る限り最大。この「日本最大のパブ」にやっと行ってきた。
ボランティアで運営され、全国の100種類以上の地ビールが飲める、という点では昔僕もボランティアをやった恵比寿と同じだが、何より、大さん橋ホールという開放的な場所のためか、少し雰囲気は違った。桟橋の向こうの海の景色が見える窓が会場の一番奥にあったりして、人がそんなに多くなければ、けっこうゆったりと飲める気がする。ただこの日は、昨年3日だったイベントが今年は2日になったせいか、人の密度も多く、子ども連れてこないでよかったなーと思った。
ビールに関しては、IPA(インディア・ペール・エール=インドへの輸送ビールが発祥。防腐のために苦味を思いっきりきかせたスタイル)の飲み比べをやってみて、7,8種飲んだと思うが、一番初めに飲んだせいか、自分の中では箕面ビールのをトップとすることにした。IPAって、実はあんまりスタイルが確立しておらず、使うホップやドライホッピング(2次発酵の後の、熟成の段階でさらに苦味付けのためのホップを投入すること)するかどうかも実はバラバラ。出来上がった結果のIBU(国際的なビールの苦味の単位)などでIPAというくくりであればそういう名がつくだけのもの。だから、世界中どこでも、IPAを飲み比べるのは結構楽しい。
CAMRA(イギリスのエール愛好会)では、GBBF(グレートブリティッシュビアフェスティバル)を開催し、確か5,6万人参加する。今日のイベントは規模としてはその何分の一かもしれないが、「ビールおたく」より、カップルや学生のグループ、そして在日の外国人も結構多く(1割くらい?)、このビアフェスも、いつの間にかこんなに一般受けするようになったのか、と驚いた。
※逆に失礼かも知れませんが、念のため黒く塗りました。
ボランティアや客で何人か知り合いに会い、みんながみんな相当久しぶりだったから、たまらなくうれしかった。やっぱり「パブ」って最高!