週末はWan・Can・Run!

イギリスのパブ・ビールにはまって本まで出してしまったが、娘が生まれてからは、飲みに行くとツマの冷たい視線が来るようになり・・・娘がパパから離れていく頃、念願のワンを迎えて、リュックに缶ビールを忍ばせて週末あちこち散歩の日々。イギリスを始めとするパブ情報のWebページはhttp://terryspub.nobody.jp/に引っ越し、休眠中。イギリスでのパブ旅については、こっちのほうに仮にアップしています。https://terryspub2009uk.hatenablog.com

パイントサイズのボトル登場

 いつも行く府中の輸入ビール専門店BeerHouseKENで「Wells社のJohnBull」を手にしたとき、3つの驚きがあった。
 1つめは、Bedford州を拠点としていたCharls Wells社と、ロンドンのYoungs社が、2006年に合併して、「Wells&Youngs」となっていたこと。在英時代に住んでいた地域の地ビール会社と、ロンドンの老舗地ビール会社の合併。ナショナルブランドに勝つためにはそういう手段しかなかったのだろう。そういえば、ロンドンのYoungsの工場が閉鎖されたとあったが、この合併の影響だったのか・・・。
 2つめは、ボトルの大きさが568mlだったこと。下の写真のとおり、注ぐとちょうどパイントグラスに入った。(泡立ったので入りきらなかったが、泡をのぞいてきっちり入る量だった)家で飲む人が増えたからこそのニーズなのだろう。
 3つめは、10年位前まで輸入で入ってきていたJohn Bull Bitterだったこと。缶では飲んだことがあったが、ボトルでは初めて。フルーティに仕上がっていて、Spitfireのような味わい。透明ボトルにもかかわらず、よくがんばって運ばれてきな、コイツ。もう1本、Bombardierもあったが、こちらの味は、JohnBullに比べたらキャラクターがぼやけていた感じがする。でも、在英時代に良く飲んだ銘柄だったから、それだけで気分はイギリスに飛べた。
 こういう、度数の低いペールエール系なら、このくらいの量があった方がいいなー。何より、パイントグラスで飲めるのがいい。