師匠の吉岡宏さんの英国パブ写真展を見に行ったあと、せっかく目黒まで出たので、Black Lionに。開店しているのに、シェフの女の子が来てないといういい加減さに苦笑いし、ぺディグリーを飲み干してTavernへ河岸を変える。Tavern Bitterなる、セッションビア的な軽いペールエールがあり、ひょっとしたら、と思ってオーナーに聞いてみると、やはり福島のシュルツさん作とのこと。夏あたり、取材で訪ねる予定だったので、やれやれ、また聞くネタが増えちゃったよ。意欲的にオーダーメイドのレシピを作っているね。ブリティッシュスタイルビアを愛するアメリカ人、ますます会いたくなった。ところで、娘の杏葉は今日がパブデビュー。Tavernのオーナーの顔を見て、大泣きしたのには笑った。そうか、初めてのガイジンか・・・。そうそう、この写真に写っているタイプのジャグ、英国でも最近は使われなくなった。普通のパイントグラスのほうが、コストが低く、機械で洗いやすいから、とのこと。確かに、もはや、これはおじいちゃん世代しか好まれなくなった気がする。僕は、古〜いパブには、この形が絵になるし、好きなんだけどな、このジャグ。