久しぶりにハブ(吉祥寺)に行ったら、「ハブエール」なるものができていた。聞くとガージェリーがレシピを作り、新潟の地ビール会社に作らせているとのこと。ザ・ペールエールという感じで、ホップがビンビンに効いていて、日本版バスペールエールよりもおいしいくらい。分厚いガラスのオリジナルパイントグラスも、なかなかいい。(写真はハーフパイント)本場のグラスを知っている人は、違和感感じるかもしれないけれど、どこかの何ちゃってパブみたいにおざなりのカクテルグラスとかに入れられるよりは、気分が出ていい。積み重ねられるように厚く作ったとのこと。金鹿社長、ますますがんばっているな、という感じでした。
ワットザディケンズ(恵比寿)では、南会津ブリュワリーに、「ハウスエール」みたいな意味合いで、ブラウンエールを作ってもらっている。飲んだ日は、残念ながら状態が古くイマイチだったが、いいときはおいしいとイニッシュモアの村澤さんも言っていた。
ウォーリアーケルト(上野)では「ビショップスフィンガー」が飲めるし、ここは自社でこれを入れているから、本当にここしか飲めない。
またローズアンドクラウン(新橋、有楽町、新宿など)は、当初から「ローズエール」(だったかな)なるオリジナルエールを入れている。(おそらくサントリー)
そして、銀座の「パブカーディナル」にも「カーディナルエール」というオリジナルエールがある。(あまりピンとこない味だったが。醸造元はキリン)
・・・という風に、「ここでしか飲めないエール」つまり「ハウスエール」を置く店が増えてきたと思う。10年前までは、パブといっても、どこもギネスとキルケニーくらいしかなかったことを考えると、うれしい限りだ。ただ、「お、これオリジナルだから飲もう」と気合入れて買って、がっかりすることがないように、品質を安定させてくれー。