プシュッと開けてみて、これがウィジェットが入っているカスクフロー缶ということを思い出した。窒素ガスが発生し、クリーミーになるあれである。今は、ノーザンプトンに工場のあるカールスバーグテトリー醸造。缶にImportedと書いてあるということは、輸出専門なのだと思う。おそらく同社のBurton Aleの輸出版だろう。先日改めて新宿のスコテッシュパブ・へーゼルバーンで、スペックルド・ヘンとアボット・エールを飲み比べてみたが、アボットは、ホップの苦味がマイルドで後からフレーバーが残り、ヘンはあくまでもモルティな味がアロマを形づくるが、フルーツのようなフレーバーも感じる。初めてそれらを飲んだ8人くらいでは、ヘンのほうが評判は良かったのだが、私は、実を言うとアボット派。ホップの味のほうが好きで、しかも適度に利かせているもの。そういう意味では、これは、アボットに似ている味。けっこう好き。