最近、なんだか家族で天体ブーム。
4月に郷土の森のプラネタリウムへ。
前回は確か2年前くらいだったけど、そのときはキョウハはゼンゼン何が起こっているかわからなかったと思う。怖くて泣かないことだけを願ったのを覚えている。
5歳になった今、格段に理解力が上がっているので、説明の人の話をかなり理解していたようだ。
「説明の人」と言えば、この日の説明係は偶然知り合いの方だった。「この方角にサントリーのビール工場があります」「この星は別名ビール星などと呼ばれ、お父さん方でビール好きな人もいると思いますが・・・」などと、やけにビールネタが多いな、と思ったら、後で聞くと「白井さんが来ているので、話をあわせました」とのこと。さすが。
そして、7日(土)は、うちのマンションに郷土の森博物館の人が、天体望遠鏡で土星を見せてくれるという企画だった。あいにく雨で、天体観測ではなく、室内プラネタリウムだったが、これがなかなか本格的。空気で膨らます、直径5メールとくらいのドームにみんな入り、天井に映し出される星を見るというもの。使われている機械がけっこう本格的で、本当に星空を散歩しているような臨場感があった。
その、2回のプラネタリウムで、キョウハの印象に残ったのが、やはり「北斗七星」らしい。分かりやすい形と、おおぐまという親しみやすさ。ま、どちらも最初に説明されたので、覚えやすかったのかな。
今日、夕ご飯を食べた後、「星見に行こうか?」と誘い、多摩川の土手へ。
土手まで行っても、改めて東京の空を見上げると、ホント街灯で明るい。2等星までがやっと。何とか北斗七星や春の大三角形や土星の位置が分かる程度。それでもキョウハは初めて「ホクトシチセイ」を見られて大満足。留守番だったツマに、「あのね、こんなふうにね、ホ・ク・ト・シ・チ・セ・イがあったよ!」と指でなぞって説明していた。
自分自身、子どものころ天体望遠鏡を買ったりして、けっこう星好きだった。その楽しさを、やっと教えられる歳になった。
今度どこかに遠くに行ったときは、夜は満天の星を見せたいな。