週末はWan・Can・Run!

イギリスのパブ・ビールにはまって本まで出してしまったが、娘が生まれてからは、飲みに行くとツマの冷たい視線が来るようになり・・・娘がパパから離れていく頃、念願のワンを迎えて、リュックに缶ビールを忍ばせて週末あちこち散歩の日々。イギリスを始めとするパブ情報のWebページはhttp://terryspub.nobody.jp/に引っ越し、休眠中。イギリスでのパブ旅については、こっちのほうに仮にアップしています。https://terryspub2009uk.hatenablog.com

沖縄で歴史探訪

ちょっと早い夏休みで、沖縄に来た。歴史探訪が好きなので、南部戦跡に行った後、

1 南部のヘリオスブリュワリーを見学。店員さんによると、ヴァイツェンペールエールに加え、最近ポーターを作り始めたとのこと。僕の知る限り、沖縄にはあと、「二へデビール」「石垣ビール」があり、暑いのにけっこう地ビールがさかん。今は連日30度以上。ちなみに沖縄には泡盛の酒造が50くらいあり、もちろんこれが一番メジャーな酒。ラガーではオリオンのほか、アサヒスーパードライがよく飲まれている。

2 コザの歴史を伝える資料館に行く。市の担当の人にきいたら、コザはベトナム戦争時、米兵たちの中継地点となり、彼らが湯水のように戦争のうさを晴らして飲み、食い、買っていったおかげでこの町は栄えてきたとのこと。当時ビール一杯800円なり。相当ふっかけても、ぜんぜん躊躇せずお金を落としていったという。店によっては一晩で家が一軒買えるほどの売り上げがあったそうだ。

3 当時のコザの中心街、中央パークアベニュー沿いには「パブ」が2軒あった。「Paddy Mac's」と「モリガンズ」。前者で、詳しい人に話を聞くと、もともと東京のダブりナーズで働いていたアイルランド人がオーナー。ご存知のとおり、アメリカではアイリッシュ系が多いので、ここでも需要があると踏んで約6年前に開店した。沖縄にはパブが4軒あると言っていた。(ここの2軒のほかは、金武に1軒、那覇国際通りに1軒)アメリカ人は、パブを本場のように「知り合いがオーナーだったり、友達がよくいくから行く」という場所ではなく、「単に飲んで騒げる場所」と捕らえているから、少々勝手が違うこともあるという。

1,2,3には、共通点がある。「そこに行って、人に聞かないとわからないこと」そして「奥さんにはまったく興味のないことなので、話を聞いている間は不機嫌そうに待っているだけ」であること。とほほ。